フォグコレクターってなに? 第2,3日目 / GOOD WATER PROJECT

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-これ以前の関連記事-
「GOOD WATER PROJECT START」 March 22, 2014
「SAVE WATER & DONATE WATER」 March 24, 2014
「タンザニアへの道 第1日目」 March 26, 2014


-Day2-

いつもと違う小鳥のさえずりが、あちらこちらで響いています。
短い夜が明け、深い夜の闇が隠していたものがすっかり立ち現れたのを目にして、わたしたちは周囲の景色の美しさに息を飲みました。

キボコロッジは、タンザニアの中でも最も美しいといわれる沼地のど真ん中に位置しており、キリマンジャロ山についで2番めの高さを誇るメルー山(標高4,566m)のふもとの巨大なングルドト・クレーターの中にあって、見渡す限りが「これぞ大自然!」と叫びたくなるような雄大な風景。

その朝、NGO「ped world(ペドワールド)」の他のスタッフもキボコロッジに集結し、アフリカの自然に囲まれながら、みんなでそろって朝食を食べました。


さて、ここで少し用語の解説を。


「ped world(ペドワールド)」とは
ベアント・クーパースとクリスティーナ・ボーゼンバーグの二人によって設立された、ドイツのハイデルベルグに本拠地を置く非政府組織(NGO)。
参加するメンバーやパートナーはすべてボランティアで運営されており、世界中からの支援を集めている。
アフリカのタンザニアの、野生動物・自然の保護と人々の自立支援を、現地の人々と資源を活かしながら、統合的かつ同時に実現することを目指す。
支援金はすべてアフリカのタンザニアの支援のために使われ、フォグコレクターの設置はその支援策のうちのひとつ。



フォグコレクターとは
霧(キリ)を集めて飲料水に変換する器具のこと。
山から吹き下ろされる風にふくまれる湿気をネットで集めるという仕組みのため、何らの動力も必要とされない。
不織布でできた網(ネット)はチリで生産されており、湿気を含んだ空気がその目の細かい網を通過するときに、水分が濾過され、その水分がネットをつたい漏斗のようにあつめられ、大きなタンクに貯蔵されるという仕組み。
40平方メートルの標準サイズのフォグコレクターを使えば、調子がよければ一日に1,000リットルの水を集めることも可能。


わたしたちは標準サイズの2倍のサイズの80平方メートルのフォグコレクターを2台設置する予定のため、最大で1日4,000リットル、1年間で146万リットルもの水を確保することが可能な計算になりますね。

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お昼過ぎに、イノセントとヴァヤもわたしたちのチームに合流しました。

ブロガートリオ「I See A Different You.」のイノセントとヴァヤ
「I See A Different You.」は、南アフリカ出身の3人の男性クリエイターで結成されたブローガートリオ。
今回のGOOD WATER PROJECTには、カメラマンとして同行した(但し、イノセントの双子の兄弟のジャスティスは残念ながら不参加)。
多くの人々が持っているアフリカに対する「貧困、病気、腐敗や絶望」といったマイナスのイメージを、タンブラーFacebookで自分ちのリアルな情報を独自の視点とスタイルで発信することによって、「楽しさ、愛、ロマンスや未来への希望」といったプラスのイメージへと変えることを目的としている。


I See A Different You

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これで「GOOD WATER PROJECT」チームは、3台のオフロード車と3人のドライバーを含む、11人の大所帯になりました。
その日の午後は、全員がアルーシャ国立公園でシマウマ、フラミンゴや水牛を眺めて英気を養い、夕食は大勢で賑やかに食卓を囲みました。



-Day3-

3日目は、目的地となる北タンザニアのエンダボク村に向けた移動日です。

途中、「ped world(ペドワールド)」が支援するフルーマ(スワヒリ語で「思いやり」の意)孤児院に立ち寄りました。
ここは13歳から16歳までの身寄りのない約20名の子どもたちのシェルターになっており、みんなとても幸せそうな笑顔を浮かべていたのが印象的でした。

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その後、フォグコレクターを設置するための器具や消耗品を現地調達するためにアルーシャの中規模の街に立ち寄りました。
たくさんの人で賑わう活気のある街ではありましたが、水不足はすでにこの街でもみることができました。
わたしたちは、数人の子どもたちや大人たちが、黒い水たまりや道端の側溝から水を集めている姿を、何度か目にしました。
ちょっと信じがたい光景です。


その街を出発し、さらに西へと向かいます。

地元ではマサイ平原とも呼ばれる広い広い平原をオフロード車で走り抜けていく中、赤や紫の美しい布を身にまとった堂々たるマサイ族の若者が歩く姿をあちこちに目にすることができました。

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夕方にソレトといわれる小さな村に到着し、その夜、私たちは地元の教育センターや職業センターの一部のペンションに宿泊させてもらいました。

さぁ、いよいよ明日からは、フォグコレクター設置にかかります。

STOP THE WATER WHILE USING ME!


-これ以降の関連記事-
「フォグコレクターの設置 第4~7日目(最終日)」 March 28, 2014


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